【美容師が辛い】逃げたっていいんじゃないの?!

こんにちは美容師ブロガー阿部です。

SNSで美容師と検索するとネガティブな情報が溢れています。

代表的なのが

  • 美容師辞めたい
  • 美容師辛い

というつぶやき。

美容師が辛いと本音をこぼすと「我慢が足りない」「逃げるな」という根性論でぶった切られることも。

本当にそうでしょうか?

私はこの風潮に恐怖さえ覚えます。

美容師が辛いです

1年目のアシスタント時代は辛い

美容室に入社すると一年目は仕事に慣れるまでとても大変ですよね。

仕事の範囲は多岐に渡りますね。

  • 認められた範囲内でのサロン業務
  • 掃除
  • 洗濯
  • チラシ配り
  • 練習
  • etc

朝早く出勤し練習する会社もあるでしょう。

たくさんのタオルをたたみ清掃や開店業務。

任された範囲内でサロンワークをこなし、また掃除や洗濯。

ゆっくりお昼など取る暇もない。

閉店作業後にまたレッスン。

拘束時間も長くなり帰宅は0時を回る時も。

拘束時間が長いため、体力的に辛いという人も出てきます。

残業代が出ない会社も多くやる気を失っていく人も。

甘えるな?!

すると

  • 甘えるな、修行中は1円もお店の売上に貢献していないんだ。夜まで教えてもらっただけで感謝すべきだ!

などと言う根性論が出てきます。

いやいや。

まず賃金は労働の対価です。

あなたがタオルをたたんだり、お掃除したりお洗濯したり、チラシ配りをしてお店の経営を裏方で支えているお陰でお店が成り立っているんです。

だからあなたは労働の正当な対価として賃金を得ています。

そんな声を聞いたら「私は給与をもらう権利があるしそんな働きをしている」と心の中でそっと言い返してやりましょう。

逃げるな?!

辛いときに逃げるなという言葉も受けるかも知れません。

まずあなたの辛さはあなたにしか分かりません。

他人の知ったかぶりの根性論など聞き流しましょう。

例えば

  1. 暴力を受けたり、セクハラといった違法行為を受けている
  2. 限界に達していて心も病みそう

そんな時は一度避難することも検討すべきです。

あなたは何のために働いているのですか?

究極的には生きるためではないですか?

そんな時は迷わず避難してもいいんですよ。

追い込まれた状態では正常な判断は出来ないものです。

スタイリストになっても辛い

私は極度のあがり症でした。

当時私のお店は美容師が連続で辞めてしまい人手不足でした。

1人のスタイリストなりたての女性美容師が頑張ってお店を守ってくれていました。

私は跡継ぎでした。

1人で頑張る女性美容師を見て私はまだ出来ません等と口が裂けても言えなかったんです。

少しでも負担を減らしてあげたかったんですね。

モデルをこなす量も少なかったため自信が無かったのと、極度のあがり症も合わさって初めてカットしたお客さんは、手が震えましたよ。

そのお客さん(新規でした)に悟られないように指を肩につけて震えを隠しながらカットしたのを覚えています。

しかしばれました(笑)

その人はガイドをカット中に「もういいわ。帰る」と言われ帰宅される始末です(笑)

皆さんはある程度できるようになってから仕事をして下さいね(笑)

さて、私が言いたいのは「完璧な仕事など無い」ということです。

完璧な仕事など無い

それから私は病みました。

胃の具合が悪くなったのもこの頃から。

これが原因か分かりませんが、逆流性食道炎も発症しました。

自分で言うのもなんですが私は真面目な方なので「完璧に仕事をこなさなければならない」と思っていたのです。

真面目な人ほど

  • 完璧に施術しなければいけない
  • 完璧に施術できない状態ではスタイリストになれない

と考えます。

自分に厳しい人ほどスタイリストが辛い(=カットが怖い)と悩むかも知れません。

私もそうでした。

ある時深番組で画家が

  • 完璧な仕上がりなんて無理なんです。不完全でもお金をもらえるからこそプロなんです。

そんな言葉を聞いたんです。

私のような絵の素人からすると一見完璧な仕上がりに見える絵でもプロにとって完璧な仕上がりでは無いんだなぁと関心しました。

それが転機でした。

「完璧な仕事」などないんだなと考えるようになりました。

私も常に思考錯誤の連続です。

あなたはお客様に喜んでもらえるよう努力してスタイリストとして仕事に取り組んだとしましょう。

でもうまくいかない時もありますよね。

お客様に喜んでもらったとしても「ここをこうしたらもっとよかったなぁ」なんて思う部分は常にあるものです。

それでもお金をいただけるのがプロです。

うまくいかないと悩んでいるとしたらお客様をより喜ばせたいとあなたが思っている証拠です。

そんなあなたは美容師に向いていますよ。

理想と現実

美容師は拘束時間が長い割りに給与が安いですよね。

私は営業時間で手が空いている時に練習をさせて残業させないようにしたり、残業したときは小さいお店でしたが残業代をつけていました。

有給も取らせていました。

ですが現実そんなお店ばかりではありません。

良し悪しは別として、残業代を出したくても出せない中小企業もたくさんあるでしょうし、日中レッスンにあてる余裕時間が無い会社も少なくないでしょう。

根性論が未だにまかりとおっている会社も多いでしょうし、そんな環境下で技術を身につけなければいけないという現実があります。

結局、不満に思っても従わざるを得ないのが現実。

嫌ならあなたオーナーになって理想的な会社を作るしかありません。

辛いけど美容師をがんばりたい、そんなあなたのために辛い時の対処法をまとめました。

辛い時の対処法

辛いけど本音では美容師を頑張って続けたいという人もいますよね。

そんな人のために辛い時の対処法をシェアします。

手がすぐ届きそうな目標を持つ

あなたがアシスタントならスタイリストになるまでの道のりは気が遠くなるくらい長いように感じるかも知れませんね。

ですかシャンプーで一人前になれるまでとりあえず頑張るとう目標ならクリアできそうではないですか?

またリタッチができるようになるまでとりあえず頑張ろう。

このようにまずは短期的な目標をクリアすることに集中してみるのもありです。

辛いことではなく嬉しかったこと・楽しいことに焦点を当てる

ここでクイズです。

あなたの通勤途中に電柱は何本ありますか?

そんなの分かりませんよね。

人は意識していないことは気づかないものなんです。

辛い状況下にいるあなたはきっと「先輩の嫌なところ」「仕事の辛いところ」で頭が一杯です。

さらに「これも辛い・ここも嫌い」と嫌なところばかり探しがちになるものです。

これまで楽しかったことや嬉しかったことが1つや2つありませんでしたか?

意識して楽しいことに目を向けてみると意外な発見があるかもしれませんよ。

また「不器用で上達が遅い」と悩むのも同じです。

あれも出来ない・これも出来ない・才能が無いと駄目なところばかり探しがちです。

そうではなくて、あなたが出来ることを探してみましょう。

上達が遅い人は習得まで時間がかかるけど覚えたらしっかりこなすという強みがあると私は思います。

このように一見ウィークポイントも見方を変えれば長所になったりすることもありますよ。

視点を変えてみましょう。

環境を変える

お休みの日まで頭の中は「辛い・辞めたい」で一杯なんてこともありますよね。

オンオフの切り替えが苦手なんて人もいると思います。

そんな時おすすめなのは環境を変えること。

映画を見たり、海を見たり買い物したり、散歩したり、サイクリングしたり。

家の中で閉じこもっていると思考も閉鎖しがちだからです。

楽しいから笑うのではないって知ってましたか?

笑うから楽しくなるんです。

あなたが笑える楽しいことをしてリフレッシュしてみましょう。

辛いから辞めたい・・・どうすれば?

耐えることが美学

未だに「耐えることは素晴らしい」「耐えている人は立派だ」という圧力を感じませんか?

耐えて頑張るのは素晴らしい。

本当にそうでしょうか?

確かに耐えることが必要な時はありますよね。

でも、よりよい環境を探すことは悪いことではありませんよ。

目的を達成する手段は一つではありません。

アシスタントからスタイリストになる手段なんて無数にあります。

美容室は腐るほどあるんですから。

また生きるための手段も一つではないのですよ。

美容師を仮に辞めたとしても生きるための手段は無数にあります。

別の美容室を探したり、転職を検討することも悪いことではありません。

これまでの苦労が無駄になる

これまでの苦労が無駄になることは無いと私は考えます。

むしろ「これまでのことを無駄な出来事にするか否か」はあなた次第です。

過去の出来事をどう捉えるかはあなた次第ということです。

私を例にあげると

  • 2度転職したものの2度目は契約切りになり人生真っ暗になった過去。後が無く美容師を始めた。
  • 過去の転職経験があるからこそ、皆さんに過去の経験を元にアドバイスできる。あの時契約切りに合わなければ今美容師をしていなかった。あり難いお客様と出会うことも無かったし妻とも出会わなかったかも。そう考えるとあの時の契約切りが人生の転機だった。

結局過去の出来事に「良し悪し」などありません。

あなたがその過去を「良い出来事」と捉えるか「悪い出来事」と捉えるか次第です。

あなたの直感を信じて、正しいと思う道を選択しましょう。

ただし心がどうしても追いつかないなど緊急な場合を除き一時の感情で辞めるのは注意です。

どうしても辛い、辞めたいという方は以下の記事の注意点などを参考にして下さい。

《美容師辞めたい》正解は??現役からアドバイスします

2020年8月22日

美容師の転職【成功の秘訣】自己PRからエージェント選びまで経験者が詳細解説

2020年8月22日
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1979年6月「仙台で生まれ仙台で育つ」。リーマン時代失業し、再就職ジプシーとなる。親の店を継ぐため美容師を志す。現在は一店舗の経営者。結婚後、1児の父となり「パパ育児」「美容情報」を発信し始める。「新築ブログ」も更新中!