こんにちは阿部です。
私は1人美容院を経営していますが、美容師になるまで
- 2度の転職
を経験しています。
前職では
- 転職・転職支援事業
に携わりました。
誰しも自分に合う仕事、合わない仕事があるものです。
若い時はイメージだけで職業を選んでしまったり「なんとなく周りが就職するから私も就職しなくちゃ」という意識で職業を選択することも少なくありません。
結果ミスマッチに悩む人も多いでしょう。
私自身の転職経験や転職支援経験を元に美容師ならではの視点で美容師アシスタントが転職に成功するための秘訣をまとめました。
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【目からウロコ】美容師アシスタントの転職【自己prの秘訣】⇒こう書けばOKです!
転職を成功させるためにまず必要なのは「辞めた理由・辞める理由」を明確にすることです。
そのあたりから見て行きましょう。
転職理由は前向きに
美容師を辞めたいと悩む人はとても多いです。
⇒ 【美容師アシスタント】辛いです・・・オーナー美容師がアドバイスします【対処法あり】
この記事で例をあげましたが辛い・辞めたいと悩む美容師アシスタントの多くは
- 労働環境への不満(休みが少ない・労働時間が長い)
- 給与への不満(拘束時間が長い割には給与が安い)
- 美容師という仕事とのミスマッチ(仕事が合わなかった)
- 手あれなど身体的理由
が原因で離職していまます。
面接では必ず退職理由(=何故やめたのか?)を聞かれます。
退職する理由を明確にしておきましょう。
退職理由(=転職理由)の例
転職理由は前向きなストーリー構成を考えましょう。
かなりブラックな環境に嫌気がさして辞めたのが事実だとしても前職の不満を転職理由にするのはNGです。
目標を達成するため・よりキャリアアップするために転職するんだ!というストリートが大切です。
例を挙げましょう。
- 学生時代からメイクに興味はあったのですが、美容師の仕事を始めて一番興味がある分野はメイクであることに気づきました。得意な接客を活かして化粧品販売の仕事に進みたいと思い転職を決意しました。美容師時代に成人式のメイクなどにも携わったので御社での仕事に活かせると考えます。
転職はあなたの可能性を切り開く素晴らしい選択肢の1つです。
ただし転職は楽ではありません。
そこでこれから仕事を辞めるという場合はコチラが参考になります。
⇒ 【美容師辞めたい】その前に知っておきたいこと【元就職支援経験者&現役オーナー美容師がアドバイス】
仕事を辞める決心はもうついてる。問題はどう伝えるか。働いている美容院は人が少ないから辞める意思を伝えられない・・・ハラスメントが酷い環境で退職を伝えられない・伝えても受け入れてもらえない・・・そんなお悩みは退職代行で解決できます。
履歴書の作り方
では次に基本的なことですが履歴書について念のためまとめておきましょう。
履歴書は手書きすべき?パソコンでもOK?
もしあなたが事務職に転職希望で字に自信があるなら手書きが望ましいです。
下手でも丁寧に記入することが大切です。
なお職務経歴書はパソコン作成で問題ありません。
パソコンスキルをアピールするためにも職務経歴書はパソコンで作成しましょう。
自己PRのポイント&実例
まず自己PRは独りよがりであってはいけません。
自己prは【人事担当者が「この人のスキルはうちの会社で役立ちそうだ」と思えるもの】である必要があります。
多くの美容師アシスタントが持っていてどこの会社でも通用するスキルは
- コミュニケーションスキル
- 粘り強く頑張れる忍耐力
- 自らの力で考えて提案できる思考・提案力
です。
これらのスキルはどこの会社に入社しても必要とされるスキルです。
あなたが美容師アシスタントとしてこれらの能力をどのように発揮したかエピソードを添えて自己prすれば良いのです。
具体的なpr例を挙げていきましょう。
美容師アシスタントの自己pr例
どの会社でも新しい人材を採用するのはリスクが伴います。
そのため忍耐強く続けられる人材(=すぐ辞めない人)であるかどうか確認したいはずです。
- 手あれが酷く仕事は辞めましたが3年間スタイリストになる直前まで頑張りました。仕事が続けられなかったのは辛かったのですが一度やると決めたことには粘り強く取り組めるので全くの未経験ですがひるまず御社で仕事に取り組みたいです。(皮膚科で手荒れは仕事を辞めないと治らないといわれ断念したとでも伝えれば大丈夫でしょう)
数ヶ月で離職する美容師アシスタントも少なくありません。
そういう場合はすぐ辞めたことに対して今あなたがどう反省しているかが重要です。
例えば「もともと迷いながら美容師アシスタントになりました。入社しても元々やりたかった仕事への未練が断ち切れず勢いで辞めてしまいました。今振り返ると入社前に良く考えるべきで判断が甘かったと反省しています。まず生きていくためにお金を稼がなくてはいけないので甘い考えは捨ててこれまでの失敗を繰り返さないよう御社で一人前になれるまで頑張りたいです。」
- 美容師アシスタントの仕事で心がけていたのは注意深くお客様の要望を伺うことでした。例えば、カウンセリングで髪の毛や頭皮のお悩みをヒアリングしてシャンプーやトリートメントのご提案などをしていました。業種は違いますが御社での営業もお客様のご要望を丁寧に伺うことから始まるという点ではこれまでの経験を活かせると考えました。
どんな会社でも一度社会に出た以上即戦力を期待されます。
例えばその一つが「自らの頭で考えて行動できること」です。
指示を待っているだけの人材はこれからの世の中では厳しいでしょう。
- 美容師アシスタントをしていた時に特に注意していたのは仕事の流れを止めないことでした。お客様をお待たせしないように、パーマのお客様なら使うお薬やロット類を事前に準備してスムーズに仕事が進むように配慮していました。営業事務の仕事は始めてですが営業をサポートするという意味では同じだと思いますので、営業の仕事がスムーズに流れるよう自分で考えて営業がスムーズに進むように行動したいです。
あなたがこれまでの美容師アシスタントの経験で「自分で考え提案したこと」「仕事がスムーズに流れるよう配慮したこと」はありませんか?
今一度振り返って自分の強みを洗い出してみましょう。
自己PRには根拠を示せ!
自己PRとは「自分の長所」を相手側に伝える作業ですよね。
ここでちょっと私が自己PRするので聞いてください。
どうでしょうか?胡散臭いですよね。
これに説得力を持たせるには「指名が月間○○○名」で「世界の○○コンクールで優勝しました」「カットのリピート率99%」などと伝えればいいのです。(嘘は駄目ですが)
このように自己prのポイントは「自らカットがうまい」と言うのではなく相手(面接官)に「カットが上手そうな人だ」と思わせることが重要です。
そこで重要なのが「根拠を示す」ことです。
アシスタントの自己PRの根拠(社会人経験3年未満くらいの方)
- シャンプーで指名を○○名頂いてました
- シャンプーやトリートメントの店販売上でサロン内で表彰されました
- モデルハントでたくさんのモデルを集めた
これらをどう自己prに活かすかみていきましょう。
- シャンプーで××名指名を頂き店内では一番でした。私なりにお1人毎の好みを覚えて一生懸命接客した結果だと思います。御社のお客様へもお1人お1人の好みを出来るだけ把握して満足いただける接客を行いたいです。
- カラーモデルを××名街中でお声がけして集めたことがありました。営業の仕事は初めてですが物怖じせずチャレンジできるのが私の強みだと思うので御社の営業でも活かしたいです。
このように「私は○○が得意です」と一方的に伝えるよりも客観的な事実を提示すると自己prの説得力をあげることが可能です。
美容師アシスタント歴に応じた転職活動を
最後に職務経験の長短に応じてアドバイスしておきます。
例えば、美容師アシスタントをすぐ離職したような場合「経験が浅くても活力ある人材が欲しい」という企業に転職しやすいです。
こういう層を「第二新卒」と呼びます。
そういう人材を求める企業に効率的にアプローチすることが転職を短期間で成功させる鍵になります。
具体的には以下の記事で紹介しているいい就職.comはインターンシップが充実しておりミスマッチを防ぎやすいです。
一方少しでも美容師アシスタントとしてのキャリアが長ければこれまで培った能力を活かせる分野への転職が可能です。
ミイダスを使えば他の美容師アシスタントがどんな職業に転職を果たしたのかも閲覧できるので今後の転職活動の方針選びに役立ちます。
このようにあなたの職歴によって使うべき転職支援サービスは異なります。
あなたの経験を最大限に評価してくれるサイトを利用しましょう。