「フケ症の治し方解説」適切なシャンプーまで。

こんにちわ美容師ブロガー阿部です。

私は、仙台の美容室カットハウス創で美容師をしています。

フケ症には、実は、2種類あるので、正しい知識を得て、正しい対策を行いましょう。

フケ症を改善するには、

  • 頭皮で今、何が起こっているのか?
  • いったい原因は何なのか?
  • どんな対策が有効なのか

を知る必要がありますね。それぞれ分かりやすく解説していきましょう。

フケの正体

頭皮は、表皮、真皮、皮下組織から成り立っています。そして表皮が一番表面にでている部分です。

表皮はさらに、基底、ゆうきょく、かりゅう、角質層から成り立っています。

フケとは

  • 角質層の表面が剥がれ落ちたもの

です。

このフケやアカがでる間隔を「ターンオーバー」と言います。

その期間は、正常な場合28日くらいと言われています。

フケってなんで、でてくるんだろう?
頭皮のターンオーバーが乱れると、フケとなって現れるんだよ。正常な時でもフケは出てるけど、目には見えないんだ。

フケが出ないように頭皮を守っているもの

頭皮や髪の毛は外部からのダメージを防ぐため、皮表膜と呼ばれるもので守られています

皮表膜は、頭皮から出る汗、皮脂からできていますが、この二つは水と油なので交じり合うことができません。

いわゆる乳液状態にする必要があります。

そこで活躍するのが

  • 頭皮に存在する常在菌

です。(表皮白色ブドウ球菌、にきび桿菌、マラセチア類と呼ばれています。)

 

これらはリパーゼという酵素をだして水と油を馴染ませてくれます。

 

この汗と皮脂が交わってできる乳液上のものが皮表膜と呼ばれ、

  • 表皮の角質剥がれの防止
  • 水分の蒸発防止
  • 毛髪表面に吸着し、しなやかさ、ツヤを与える

といった役割を担っています。

フケと何の関係があるのさ?
常在菌が異常に増えると、脂症の「脂性フケ」になったり、潤いが無くなり過ぎると、「乾性フケ」になったりするんだよ。

フケ症の見分け方

フケの原因は

  1. 乾燥しすぎ
  2. 脂汚れによる炎症

の2つに分けることができます。

乾燥しすぎのフケは「乾性フケ

乾性フケの特徴は

  • サラサラした細かい状態
  • 色は白っぽい

乾性フケ症に必要なのは頭皮の潤いです。

乾性フケ症は洗いすぎなどにより角質細胞が乾燥しすぎた結果なんです。

頭皮の乾燥を進めないよう注意が必要です。

どうしてもフケを落としたくて何回も洗いたくなる・・・
そうだね。サラサラで白っぽい細かいフケは、洗い過ぎに注意!と覚えよう。刺激の少ないシャンプーを使うか、シャンプー剤の使用量を少なめにするのも効果的だよ!

シャンプーの回数は?

シャンプーをすると、頭皮の潤いが全て流れ出てしまします。

ただし、毛穴には常在菌が残っていて、正常であれば

  • 4時間くらいで頭皮表面に再度皮表膜が形成

されますので、一日一回程度のシャンプーであれば問題ありません。

それ以上は控えましょう。

脂汚れのフケは「脂性フケ

フケの特徴は

  • さらさらよりはベトベト
  • 塊で色は黄色っぽい

頭皮は脂腺、汗腺が多いため他の皮膚よりも常在菌が繁殖しやすい状態です。

特にマラセチアが繁殖しやすいです。

このマラセチアなどの常在菌は、汗の水分、皮脂、脱落した角質を食べて生きています。

洗髪をしないでいるとこの菌が繁殖し、頭皮炎症を起こしてしまいます。

 

ターンーオーバーが28日程度と説明しましたが、頭皮炎症が起こると角質がしっかりと角化せず塊となって剥がれ落ちてしまいます。

これが病的なフケ症です。

脂性フケ症に必要なのは常在菌対策です。

常在菌対策ってどうすればいいの?
フケ症専用のシャンプーを使うのがおすすめだよ。ピロクトンオラミンという成分は常在菌の増殖を抑えるし、ミコナゾール硝酸塩は、フケカユミを抑える。グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用があるから、試して頭皮に合うものを見つけよう。

※ピロクトンオラミンは、オクトピロックスと呼ばれる場合もあります。

マラセチアの餌は、汗腺からでる汗と、脂腺から分泌される脂、剥がれ落ちたフケです。

過度に油分を与えるのは好ましくありませんので、油分が多いシャンプーの使用だけは控えましょう。

脂性フケ 対策シャンプー

ミルボン プラーミア「バランシングスカルプソープ」

当店でも扱っている美容室シャンプーの有名ブランドミルボンから出ているシャンプー&トリートメント

ミルボンはヘアカラー剤などでも美容業界では有名なメーカーです。

実際はこんな感じです。

入れ物の高級感(笑)

もちろん、香りや使いあがりの評判も良いですよ。

ミルボンプラーミアシリーズは色々なラインナップが発売されているのですが、今回紹介したシャンプーはその中の一つです。

コラージュフルフルネクストシャンプー

日本ではじめて、フケ・かゆみを抑える有効成分「ミコナゾール硝酸塩」を配合したシャンプーです。

KADASON

フケとカユミをとるシャンプー【KADASON】
甘草成分配合のシャンプー。

グリチルリチン酸ジカリウムという抗炎症成分が入っています。

甘草という漢方聞いた事あります?

グリチルリチン酸ジカリウムは、甘草の根などからできています。

実はこの成分

  • 美容室のヘッドスパ用品
  • 育毛剤

なんかにも配合さていたりするんです。

このあたりのシャンプーを使うと頭皮環境の改善に役立つはずです。

乾性フケ 対策シャンプー

乾性フケの場合、穏やかな洗浄力のアミノ酸系シャンプーが最適です。

以下ページで、シャンプーの選び方やおすすめのシャンプーをご紹介しています。

「シャンプーの選び方」美容師が徹底解説します。

 

お悩み解決のお力になれれば幸いです。

ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

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1979年6月「仙台で生まれ仙台で育つ」。リーマン時代失業し、再就職ジプシーとなる。親の店を継ぐため美容師を志す。現在は一店舗の経営者。結婚後、1児の父となり「パパ育児」「美容情報」を発信し始める。「新築ブログ」も更新中!