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カラー剤の種類を詳しく解説!赤みを消す方法って?!

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こんにちわ仙台の美容室カットハウス創の阿部です。

巷には「○○カラー」「○○色」と様々なカラー剤の種類や、色があふれています。

でもいったいどんなカラー剤、色なんだろう?そんな疑問はありませんか?

良く分からないというのが正直なところではないでしょうか?

基本的に同じ染毛剤に変わりはありません。

そこに色々な付加価値をつけて美容室でカラーリングしたり、ドラッグストアで市販されています。

今回は、「ちょっと玄人向けの内容」です!

カラー剤の仕組みや、色の特徴をご紹介しましょう。

  • 白髪染めについて、手っ取り早く知りたい
  • セルフヘアカラーで傷まない方法が知りたい

そんな方はコチラの記事の方がてっとり早いです。

長持ちするのはどれ?ヘアマニキュアと白髪染めの違いは?

美容のプロが教える!セルフヘアカラーで最大限髪の毛を傷ませないおすすめの方法は?

それではどうぞ。

カラー剤の種類

まずは、カラー剤の種類を知りましょう。

広義の染毛剤(カラー剤)には医薬部外品の「染毛剤」化粧品分類の「染毛料」に分類されます。

市販されているカラー剤もこれらに分類されています。箱を見ると書いてありますよ。

医薬部外品の「染毛剤」の種類

染毛剤はさらに2つに分けられます。

  • 永久染毛剤
  • 脱色剤(いわゆるブリーチ)

です。

色を脱色するブリーチもこれに該当します。

市販されている、白髪染め、おしゃれ染めは「永久染毛剤」の中で酸化染毛剤というものに分類されます。

化粧品分類の「染毛料」

  • 半永久染毛料(ヘアマニキュアなど)
  • 一時染毛料(ヘアカラースプレーなど)

とに分かれます。

酸化染毛剤とは

酸化染毛剤とは、酸化染料(ジアミン等)と酸化剤(過酸化水素)の酸化反応によって染めるタイプのカラー剤です。

ヘアカラーは2つのお薬を混ぜて染毛します。

ご自分で染めている人は分かると思いますが、一剤、二剤というものを混ぜるのです。

一剤が「酸化染料やアルカリが入っている剤」で、二剤が酸化剤です。

酸化染毛剤の種類

酸化染毛剤には、髪の傷みによって使い分けられるように様々な配合が用意されています。

  1. アルカリ性の酸化染毛剤
  2. 微アルカリ性の酸化染毛剤
  3. 微酸性の酸化染毛剤 等

があります。

1から3に従って髪への損傷が少なくなります。(1が一番強くて、3が一番髪に優しい)

市販されている白髪染めや、おしゃれ染めのカラー剤は1の「アルカリ性の酸化染毛剤」です。

美容室でのヘアカラーとセルフヘアカラーの違いは?

美容室では

  • 真っ黒い髪を明るくするには、アルカリ性
  • すでに一度染めたことのある毛髪には微アルカリや、2剤濃度の調整
  • 明るさをそのままに維持、またはトーンダウンするには、微酸性

というように使い分けています。

※ケースバイケースですので一概には言えません。

※お店によっては使い分けていないかも知れませんのでご了承を。

先に述べたように、一般的に市販されているヘアカラー剤は、アルカリ性の酸化染毛剤です。

これは

「誰でも」「しっかり」染まるように

調合されているからです。

そのため毛先を何度もお薬にさらすことはオススメいたしません。

ここが美容室のヘアカラーとセルフヘアカラーとの違いとも言えます。

セルフヘアカラーでダメージを最小限にしたいかたはこちらの記事がおすすめです。

酸化染毛剤のメカニズム

次は、

どのようにして髪の毛は染まるのか?

こんな疑問に答えていきます。

例えば、真っ黒の髪の毛を染めることを想定しますね。

これに必要なのは

  • 髪のメラニン色素を分解して透明感を高める(明るくする)
  • 明るくなった髪の毛に色素を入れる

という2つの要素が必要なんです。

これが同時進行して髪の毛が染まるのがヘアカラーの仕組みです。

透明感を高める

髪の毛の中には、メラニンというものがあります。

これが「黒い髪」を作っているのですが、明るくするには、この「メラニン」を削る必要があるんです。

これを「脱色」と言います。

市販されている「ブリーチ」がありますが、これも同じ作用です。

(ただし通常のカラー剤の脱色力とブリーチの脱色力はパワーがまったく違います。)

カラー剤の色素を補充する

脱色し明るくなった髪の毛に、色素を補充します。

例)8レベルになるカラー剤

  • 10レベルまで脱色&2レベル分のカラー剤補充

という感じで、黒い髪の毛(4レベルとか5レベルくらい)を、一度10レベルまで明るくして、2レベルくらい暗く見えるように調整し、8レベルに見えるよう調合されているんです。

髪色が赤っぽく染まる理由

ヘアカラーをするといつも赤っぽくなって嫌だっていう人はいませんか?

これは日本人のメラニンに起因します。

日本人の髪の毛のメラニンには「ユーメラニン」という黒褐色の色素が多いのです。

一方、欧米人は赤黄色の「フェオメラニン」が多いです。

この2つのバランスでその人の髪の毛の色が決まります。

このバランスによってユーメラニンが多い日本人の髪色は、どうしても赤くなりやすいのです。

赤味を消すにはまず、前提として日本人の髪色がどのように構成されているかを知らなければ理解できませんので、ちょっと専門的ですがお付き合い下さい。

日本人の髪色と脱色

まず日本人の髪色を説明します。

髪の毛をブリーチすると日本人そのものがもつ髪色の変化が見えます。

ブリーチすると、黒髪の4レベルから、5,6、7と明度があがっていきます。

そして最終的には白になりますが、これには3回くらいブリーチが必要です。

さて黒髪を脱色した時のそれぞれの明るさによって、髪色がどのように見えるかをご紹介します。

明るさが4,5,6レベル

髪色は赤黒に見えます。(これはブリーチ前の自然な状態ですね)

明るさが7,8,9レベル

少し赤味が削られて残る黄色と混ざって髪色はレッドオレンジに見えます。まだ赤が強いです。

明るさが10,11,12レベル

さらに赤が削れて、赤より黄色よりのオレンジイエローに見えてきます。

明るさが13,14,15レベル

赤味が無くなって髪色はエローに見えます。

こんな風に、髪の色が変わるとともに透明感も増していきます。

髪色の赤みを消したい場合は?

ブリーチと髪色を見て分かるように、赤みを消すには

  • 最低でも10レベル程度

まで髪の毛本来が持っている赤みを壊してあげる必要があります。

もう一つの方法は

  • 赤味を打ち消すための補色と呼ばれるカラー剤

をミックスすることです。

美容師はこういったことを計算してカラーリングをしているんですよ。

今回はちょっと専門的なヘアカラーの仕組みでした。

色々な色を毛束で実験しているのでそちらも合わせてご覧下さい。

ではまた。

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